【新宿校】~≪サイモン&タダタカシ≫のスペシャルワークショップ~
- パフォーミングアーツカレッジ
2018年03月18日(日)
こんにちは♪
声優・俳優・タレント・ヴォーカルを目指す人を応援する
総合学園ヒューマンアカデミー新宿校です★
先日3月10日(土)は、
≪サイモン&タダタカシ≫のスペシャルワークショップでした♪
サイモン&タダタカシとは・・・
叶わない恋心を抱えながら“運命の女”を探す旅に出る、男子高校生の青春ロードムービー
親友に想いを寄せる主人公・サイモンを演じたのは、本作が映画初出演&初主演となる新星・阪本一樹。
対するタダタカシは、2018年にデビュー20周年を迎え、映画・ドラマ・舞台とマルチに活躍する俳優・須賀健太が熱演。
ほか『風に濡れた女』で第26回日本映画プロフェッショナル大賞 新進女優賞を受賞した間宮夕貴や、井之脇 海、田中日奈子、山本圭祐、大島蓉子、菅原大吉ら個性派な俳優陣が揃った。高校生活最後の夏休み、想いが交差するサイモンとタダタカシの旅の行方は―。
詳しくは公式HPへ
親友に想いを寄せる主人公・サイモンを演じたのは、本作が映画初出演&初主演となる新星・阪本一樹。
対するタダタカシは、2018年にデビュー20周年を迎え、映画・ドラマ・舞台とマルチに活躍する俳優・須賀健太が熱演。
ほか『風に濡れた女』で第26回日本映画プロフェッショナル大賞 新進女優賞を受賞した間宮夕貴や、井之脇 海、田中日奈子、山本圭祐、大島蓉子、菅原大吉ら個性派な俳優陣が揃った。高校生活最後の夏休み、想いが交差するサイモンとタダタカシの旅の行方は―。
詳しくは公式HPへ
今回のヒューマンアカデミースペシャルワークショップでは、
映画『サイモン&タダタカシ』とのタイアップ企画が実現!
新宿校では主演の阪本一樹さん、田中正プロデューサーを招いて演技ワークショップを開催しました
まず始めに、田中正プロデューサーによる演技講評です
劇中のシーンを使用し、ペアになって実演です!
ドキドキでしたね。
演技をした後に、「練習の時と何が違ったのか?」
田中プロデューサーからこの質問が多くありました
多くの参加者は、練習と比べて遅い読み方になってしまったと感じていたみたいです。
ここで田中プロデューサーからはテンポに関するご指摘がございました。
この演技前に、実際のシーンの映像を見ましたが、見るとその演技内の≪テンポ≫の練習のみになってしまう。
相手のセリフや行動が遅いから自分も合わせて遅いのか。というのが正解というわけでもない。
ということでした。
またこんな講評もされていました
また演技内でのボリュームや声のトーンに関して、
それは調整してやらないと違和感を覚える内容が入ってしまうよ。
ということでした。
また、こんな意見も★
前の芝居に引っ張られちゃう子はいるけど、ちゃんと自分自身のキャラとして出来上がっていたからよかったです。
マネしても仕方ないし、この中で作り上げてきたのがよかったかなと思います。
また、自分の得意なテンポでやっている感じがあったので逆にそれに逃げ込まないようにだけはした方がいいと思いました。
相手の目を見て探ってということを意識することが必要です。
相手との距離感をどうやってとらえているのか。
自分と相手の対象物に対して距離感があったら違和感がありますからね。
演技WSが終わった後に、
阪本一樹さん&田中正プロデューサーによるトークイベント&質問タイムです
◆阪本さんの役者デビューの経緯◆
高校に入るまで野球をずっとやっていました!
辞めたときに何をやりたいかと考えたときに、
テレビドラマが好きだったので、芸能界に入りたいと思いました。
芸能界入りはジュノン・スーパーボーイ・コンテストで賞を頂いたことがきっかけです。
◆「サイモン」をどう役作りしたのか◆
相手が異性でも同性でも≪好き≫という感情は何も変わらないので、好きな気持ちを出していけるように意識しました。
共演した須賀さんとは撮影以外でもお話しさせて頂くことで、
サイモンとタダタカシの仲の良さが出るように心がけました
◆作品のテーマ◆
【阪本さん】色んな登場人物が出てくるなかで、1人1人がまっすぐな思いを抱えている。そこに注目したらいろんな発見があるかと思います。キャラクターの気持ちを丁寧に読み取っていくと監督が何を伝えていきたいのかが分かると思います。
◆大変だったこと◆
【阪本さん】演技面よりも 基本的なところかもしれませんが、撮影にこんなにも長い時間がかかることに驚きました。長時間の撮影で疲れていてもその演技のテンションを保っていかないといけないので大変でした。
【田中P】朝から夜中まで続いたこともありますね。阪本くんは映画が初めてだったからなおさら驚いたかもしれませんが、こういった現場は珍しくありません。
◆この映画を通して学んだこと◆
【阪本さん】大先輩の須賀さんと共演できたことが良かったです。撮影での対応など、多くのことを明確に伝えて頂きました。 リーダーシップがあり、自分もそんな人になりたいと思いました。また監督とクランクイン前に演技を練習させて頂いたり、たくさん貴重な経験をさせて頂きました
◆阪本さんをキャスティングした経緯◆
【田中P】阪本さんのルックスですね(笑)冗談です(笑) 僕ら作品のプロデューサーは役でしか見ていないんです。この子がこの先の業界でどうなるか、ではなく、役にはまっているのかどうかを大切に見ています。 阪本くんのことを初めて聞いた時に、映画が初めてというのも聞いていました。お会いしたときにこのサイモンというキャラクターにあてはめられるなと思ったのと、新人の監督でやるということとのめぐり合わせといいますか、今これからこの世界に出ようとしているお二人が同じようにデビューしていくというストーリーになったらいいなという思いもあってキャスティングをしました。そこに年齢はまだ若いですが、ベテラン俳優の須賀さんをキャスティングし、出演者を固めていきました。
質問タイム
◆役作りで意識していることや仕事前にルーティーン◆
【阪本さん】サイモンに関してはキャラクターと自分との共通点を見つけました。タダタカシみたいにたくさん話すというタイプよりはもともとサイモンの内気な部分が似ているなと思いました。仕事前のルーティーンは特にこれといったものはありませんが、緊張するときはストレッチをしています
◆映画作りとは何か◆
【田中P】作品づくりに関して 本当に楽しく感じています。一人でも多くの人に面白いと思って頂きたいと思います。 なんで映画を製作したいのかと聞かれたときに世界を平和にしたい! と思うほど、みんなが娯楽を楽しんでくれたら世界は平和になるんじゃないのかなって思います
◆役者としてデビューする前にやっておけばよかったこと◆
【阪本さん】台本から読み解くことが必要な仕事ですが、高校の時から積極的に読書をしてこなかったので、台本を読むのが難しいなと思います。高校時代戻れるなら読書をしておけばよかったと思います。
【田中P】キャスティングに関しては技術ももちろんですが、雰囲気、何となくいいなというニュアンスで判断していることも多いです。だけどだから練習をやらなくていいというわけではありません。 その役に合うかどうかを考えた際に、演技力でカバーできることもある、が容姿も大切です。例えば“体が大きくて喧嘩が強い”というキャラクターに、弱々しい容姿の方は合いませんから。
◆役者としてのこれからの目標◆
【阪本さん】演技の幅がある、そんな役者になりたいです。そのためには毎日の日常生活で、周囲にアンテナを張るようにしております 少しの発見でも意識をしてよく観察していたら、さらに気づくことも増えていくので、自分が面白いと思った発見は演技に役立つときがくると思っていきます。
最後に田中プロデューサーから、
「これからも作品を作っていくなかで、役者がいないと作品が成り立たなくなってしまいます。役者がいるからこそ次の作品が繋がります。一緒に頑張っていきましょう。」
とメッセージを頂きワークショップが終了しました。
阪本さん、田中プロデューサー、ありがとうございました!!
このスペシャルワークショップをプラスにして次の経験に活かしていきましょう★
最後はみなさんで記念撮影です
サイモン&タダタカシ
3月24日(土)シネリーブル池袋ほか全国順次公開です★
予告編はコチラ
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