これからマンガ家・イラストレーターを目指したい人のセンステスト

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Q3 解説

感情豊かなキャラクター、イラストを描くセンス

赤い彩色はエネルギッシュで強い印象を与えます。
刺激的で、感情豊かなイラストを描くことができるでしょう。
ただし、赤の多用はどこに重点を置くべきかが分かりにくいイラストになりやすいので、情熱的な性格のキャラクターに赤を取り込んだり、背景の差し色として赤を使ったりなどの工夫をしましょう。

インパクトのあるキャラクター、イラストを描くセンス

黄色の彩色は楽しさや陽気さを表します。見る側を明るく前向きにさせる力を持つイラストを描くことができるでしょう。
また黄色は、合わせる色によってその印象を強めることができる色です。
黒と合わせて攻撃性を表したり、ピンクと合わせて幼さ・可愛さを表したりできるので、キャラクターの性格を考えて組み合わせることが大切です。

神秘的なキャラクター、開放感のあるイラストを描くセンス

爽やかで清々しいイメージの青い彩色は、古代より神聖な色として憧れの対象でした。
青は集中力・誠実さをイメージさせる一方、不安・寂しさなどの相反するイメージを持っており、この色を選んだあなたは知的かつデリケートな一面を持っていると言えます。
青は扱いが難しい色ですが、表現の幅は広いのでイマジネーション豊かに描きましょう。

人に安らぎを与えるキャラクター、イラストを描くセンス

緑の彩色は協調性と安心感があり、見ている人の心をナチュラルに解き放つことができます。この色を選んだあなたは、素朴で純粋に心に響くイラストを描くセンスがあります。
自然界にも多い緑は他の色との相性も良いので、研究していくと様々な描写ができるでしょう。

Q3のまとめ

彩色は、人の心理に「イメージしてもらいたい印象」を与えることができます。
キャラクターに着彩する場合は、その個性を考えたうえで色を決めると良いでしょう。
配色によっては、各色が持っているイメージとは異なる印象を与えたり、よりインパクトの強い印象を与えたりできたりもしますので、たくさんの配色を学んでみましょう。
着彩技法も多種多様です。自分に合う技術を磨き、多くの作品を見て感性を養いましょう。

次が最後の問題だよ!