これからマンガ家・イラストレーターを目指したい人のセンステスト

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Q2 解説

マンガ家としての基本的な資質あり

場所 → 状況 → キャラクターの表情のコマ割りを選んだあなたは、場面展開を順を追って読者に伝えようと潜在的に意識しており、マンガ家の基本的な資質を持っていると言えます。ただし、このコマ割りはキャラクターがすべて上半身や顔だけで表現されているので、情報を正確に伝えるためにも、全身を描くことも意識しましょう。

少女マンガ、アクションマンガを描くセンス

全て斜めのコマ割りを選んだあなたは、動きのないコマに動きを与えようと潜在的に意識しています。斜めにコマを割るとコマ自体に動きができ読者を退屈させない画面構成になります。
動きのない展開に動きを与えるコマ割りは、少女マンガやアクションマンガでよく使われます。

キャラクターデザイン、ライトノベルの挿絵、
カードゲームのイラストを描くセンス

背景を描かずにキャラクターの表情を重視するコマ割りを選んだあなたは、キャラクターを描きたいという意識が潜在的に働いています。キャラクターデザイナーやライトノベルの挿絵、カードゲームのイラストレーターに向いているでしょう。
また、マンガ家を目指している方は、状況を表すコマ割りもあわせて考えてみましょう。

プロに匹敵するコマ割りのセンス

状況 → 主人公の全身情報→キャラクターの表情のコマ割りを選んだあなたは、最大限に情報を読者に伝えようとしており、サービス精神が旺盛な人です。
読者の気持ちを大切にしてマンガを制作することができる人なので、読者の気持ちをつかむ作品が描けるでしょう。プロが描くコマ割りの一つです。

Q2のまとめ

マンガのジャンルにより、よく使われるコマ割りは異なるので、自分が目指すジャンルのマンガのコマ割りを意識して見てみましょう。読者を飽きさせない作品を作れるかどうかはコマ割りにかかっていると言っても過言ではありません。
マンガ家や出版社編集部の担当者に作品を見てもらう機会があれば積極的に講評をもらったり、効果的なコマ割りの方法を聞いたりして、作品を作っていきましょう。

コマ割りって大事だよね!