Principal column校長コラム
新宿校|山上 隆男校長
子どもたちの進路をサポートする!
近年の大学等の中退率や就職後の中退率の高さに関する報道をみるにつけ、社会や子どもたちの職業意識や考え方の変化だけでなく、私たち教育関係者や保護者による進路サポートのあり方を考えさせられます。
まず、気になった最初の情報は、大学・短大の中退率が10%余もあり、独立行政法人労働政策研究・研修機構調査による中退理由は、
①勉強に興味・関心が持てなかったから:52%、
②単位が不足したから:49%、
③経済的に苦しかったから:30%、
③遅刻や欠席が多かったから:22%、
④仕事をしたいと思ったから:21%、
⑤友達とうまく関われなかったから:20%、
⑥ほかにやりたいことがあったから:19%、
とのことです。
つまり、経済的理由や人間関係を除くと、卒業後の進路を見すえた勉強に取り組めなかった実態が浮かんできます。見方を変えると安易な大学進学、不適切な学部・学科選びがあったともいえます。
ふたつ目は新卒入社3年以内の離職率ですが、以前よりは改善傾向にあるものの、大卒で30%、高卒で40%という高い状態にあります。退職理由は学歴や男女で多少の違いがありますが、上位は、*希望していた業務内容とのミスマッチ、*待遇や福利厚生などへの不満、*人間関係や雰囲気、*将来のキャリア形成の見えにくさ、などとなっており、仕事や業務内容が予想やイメージと違っていた、というのが最大の理由になっています。
こうした情報からいえる進路サポートの重要ポイントは、自己分析(適性診断)や企業研究(職業体験)にあることがわかります。中退率が低く、卒業後の活躍率が高い専門校である総合学園ヒューマンアカデミーを知っていただくと多くのヒントが得られると思います。その主要因は、「やりたい分野」に進学してきていること、小人数クラスの担任制で学生一人ひとりをきめ細かくフォローしているサポート体制が充実していること、同じ資格や業界を目指すクラスメイトとの一体感があること、と考えています。子どもの高校時代に自己を振り返り、やりたいこと・なりたい自分を意識させたうえで、生き方や職業を決めさせて、必要な能力や資格を取得して、卒業、就職できるようにすることが大切です。私たちは、業界現役講師による業界・職場実態の最新情報や体験談を折りに触れて伝え、豊富なインターンシップで実際に体験したり、卒業生との交流なども実施し、仕事のアンマッチが起きないようにしています。子どもの発達段階や年齢層でやりたいことや目標が変わることもありますが、その時々に自分で考え、自分で決めて目標実現に向けて踏み出せるよう周囲がサポート、アドバイスしていくことが重要です。
業界との太いパイプを持ち、現場に近く、幅広いジャンルを開設している本校は進路指導、進路サポートに自信があります。教育関係者や保護者の方、どなたでも進路サポートの悩みやご相談事がありましたら、いつでもお力になりますので、お声がけください!
まず、気になった最初の情報は、大学・短大の中退率が10%余もあり、独立行政法人労働政策研究・研修機構調査による中退理由は、
①勉強に興味・関心が持てなかったから:52%、
②単位が不足したから:49%、
③経済的に苦しかったから:30%、
③遅刻や欠席が多かったから:22%、
④仕事をしたいと思ったから:21%、
⑤友達とうまく関われなかったから:20%、
⑥ほかにやりたいことがあったから:19%、
とのことです。
つまり、経済的理由や人間関係を除くと、卒業後の進路を見すえた勉強に取り組めなかった実態が浮かんできます。見方を変えると安易な大学進学、不適切な学部・学科選びがあったともいえます。
ふたつ目は新卒入社3年以内の離職率ですが、以前よりは改善傾向にあるものの、大卒で30%、高卒で40%という高い状態にあります。退職理由は学歴や男女で多少の違いがありますが、上位は、*希望していた業務内容とのミスマッチ、*待遇や福利厚生などへの不満、*人間関係や雰囲気、*将来のキャリア形成の見えにくさ、などとなっており、仕事や業務内容が予想やイメージと違っていた、というのが最大の理由になっています。
こうした情報からいえる進路サポートの重要ポイントは、自己分析(適性診断)や企業研究(職業体験)にあることがわかります。中退率が低く、卒業後の活躍率が高い専門校である総合学園ヒューマンアカデミーを知っていただくと多くのヒントが得られると思います。その主要因は、「やりたい分野」に進学してきていること、小人数クラスの担任制で学生一人ひとりをきめ細かくフォローしているサポート体制が充実していること、同じ資格や業界を目指すクラスメイトとの一体感があること、と考えています。子どもの高校時代に自己を振り返り、やりたいこと・なりたい自分を意識させたうえで、生き方や職業を決めさせて、必要な能力や資格を取得して、卒業、就職できるようにすることが大切です。私たちは、業界現役講師による業界・職場実態の最新情報や体験談を折りに触れて伝え、豊富なインターンシップで実際に体験したり、卒業生との交流なども実施し、仕事のアンマッチが起きないようにしています。子どもの発達段階や年齢層でやりたいことや目標が変わることもありますが、その時々に自分で考え、自分で決めて目標実現に向けて踏み出せるよう周囲がサポート、アドバイスしていくことが重要です。
業界との太いパイプを持ち、現場に近く、幅広いジャンルを開設している本校は進路指導、進路サポートに自信があります。教育関係者や保護者の方、どなたでも進路サポートの悩みやご相談事がありましたら、いつでもお力になりますので、お声がけください!

カンパニースクールならではのきめ細かな対応で、専門力+人間力のバランスの取れた人材を育成していきます。
新宿校
山上 隆男 校長
日産自動車株式会社商品開発部門主管から同社お客様サービス本部技術主管を経て、東京都立つばさ総合高等学校初代校長、東京都教職員研修センター企画部教授、QCサークル関東支部・神奈川地区の幹事長等を務める。NPO法人日本共創カウンセリング協会を設立、現在は理事・事務局長を兼務。さらに、全国総合学科高等学校長協会顧問、QCサークル本部認定指導員・神奈川地区顧問でもある。