Principal column校長コラム

大阪校|宮村 誠一校長

本当の成績とは?

 日ごろから、本校教育活動に対し、ご理解とご支援をいただき誠にありがとうございます。

 さて、わが国のことわざで「10歳で神童、15で才子、20歳過ぎれば只の人」というのがあります。これは、小・中学校や高校の時期にたいへん優れた成績で秀才とか英才とかもてはやされた子供も20歳過ぎ成人の仲間入りをする頃には、目立たなくなり平凡な人になってしまっていることを言っているもので、昔を振り返ってみると思い当たる方もおられるのではないでしょうか、子供のころに成績優秀で将来を期待されていた人が、成人してから平凡たる生活になっている半面、成績はそれほどでもなかったが、物事への取り組みに積極性があったとか、あるいは責任感が強かったとか、友人との人間関係を大切にしていたというような人たちが、めざましい活躍をしている例が見られることも多く、このことわざが実証されているのではないでしょうか。

 成績が気になることは当然のことですが、数字で表した成績は、その人のもつ能力のすべてではありません。いわゆる学習成績として表されているものは、そのほとんどが、いわゆるペーパーテストによるもので、多くは記憶力のよし悪しの結果です。

 私たちが人間として生きていくうえで、記憶力がよいことは大切なことでありますが、考える力・判断する力・実行する力・責任感・協調する心・思いやりの心なども大切なものです。

 社会では、厳しいこと、辛いこと、矛盾したことなど悩み多くなると思います。生徒・学生時代の純粋なこころで夢を持って、希望を語り、高い志を持って一歩踏み出す勇気を持ってください、これからの長い人生において可能性は無限大にあります。

個性豊かな専門教育と、社会でのルールに適応できる人材育成を心がけています。

大阪校

宮村 誠一 校長

なみはやドーム( 大阪府立門真スポーツセンター)業務課長、大阪府立堺上高等学校、佐野高等学校校長、大阪府教育委員会事務局教職員室参事、校長会常任理事などを務め、現在は、大阪府立障がい者交流促進センター参事、大学講師も務める。