Principal column校長コラム

名古屋校|寺西 藤代校長

高大接続改革で何が変わるか

 2020年度に「高大接続改革」が実施されます。大学入試を含めて高校教育と大学教育の在り方を見直すという大改革として注目されています。グローバル化や人工知能の技術革新など、社会構造がかつてないほど急速にかつ大きく変化しており、予見の困難な時代になってきました。そのような社会を生きていく力や「人生100年」と言われている時代を自分らしく生きていく力が必要となり、それらの力が身に付くことを目標とした教育内容に見直されるようです。変化の大きい社会を生き抜くために従来の知識や技術の習得重視から新たな価値を創造する力やチームで課題を解決する力の育成を重視する方向にシフトチェンジされるということですが、大学入試の内容がどのように変わるのか、高校や大学での教育内容がどのように変わるのか、今後の進路を考える高校生は勿論、大学生も不安な思いを抱いているのではないでしょうか。

  さて、この改革を受けて、本学園は何が変わるのか、何を変えるのか・・・。

 実は、もうすでに変わっているのです。1994年の開校以来、今回の教育改革で重視されていることを実践している学校です。これからの時代の変化を先読みし、「時代に必要な力を必要なときに身に付けられる」ように、カンパニースクールという形をとって教育実践を行っています。

 例えば、本学園の教育理念に「なりたい自分になる」というものがあります。これは主体性を基礎として、その上をいく 「独自性」を身に付け、「自分自身をブランド化」することを目指す教育を重視し、力を注いでいるということです。人工知能の時代に必要な力としてあげられている様々なアイディアを生み出す「発想力」や、それを発信していく「発信力」を身に付けるだけでなく「人生100年」の時代に必要な「一人ひとりが自分らしく良く生きる力」も。つまり「プラスアルファの教育」を25年前から実践している学校なのです。他にも、「建学の精神」や「教育の特色」などHPをご覧いただければ、本学園が時代を先取りした教育を実践していることをご理解いただけるのではないかと思います。

 少人数制を基本とし、学生一人ひとりとのコミュニケーションを重視した、現役のプロ講師による指導。 本学園は、正に、社会に求められる人材育成の場であると自負しております。

人生100年の時代に必要な力を!

名古屋校

寺西 藤代 校長

キャリアコンサルタント(国家資格)・三重県スクールカウンセラー・専門学校講師。 三重県公立小学校教員を経て独立起業。総合学園ヒューマンアカデミー名古屋校では就職に関する授業と学生相談を担当している。 インターネットラジオ「ゆめのたね放送局」パーソナリティー。 番組名「おかあさんおつかれさま」(名古屋校の学生達が多数ゲスト出演中)