マンガカレッジブログ -大阪心斎橋校-

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【夜間週末】マンガ制作徒然「汚されないで、原稿用紙」

  • マンガカレッジ

2015年06月30日(火)

みなさまこんばんわ★夜間週末コースの助っ人でりんです(*^▽^*)

楽しみにしてくださっていた方もそうでない方も!お待たせしました。マンガ徒然第三回!
プロ志望・同人作家志望・趣味でマンガ描きたい方・・・すべてのマンガを描く(描きたい)方におくりますshine

今回の徒然は『この手で汚してしまわぬように・・・下描き編』です。

マンガの制作方法はそれこそ描く人の数だけあると考えているのですが、下描きに関しては割とその傾向が顕著なので順番に紹介したいと思います。


◎大きさ2種類原稿用紙

画材屋さんを覗いた方はご存知かと思いますが、原稿用紙には大きさが2種類あります。

A4サイズ原稿用紙・・・主に同人誌用原稿用紙。
B4サイズ原稿用紙・・・商業誌用原稿用紙。

どうしてこの二つがサイズが違うかというと諸説あるのですが、一説によると商業誌原稿は縮小することを前提としており、線が一番キレイに印刷される縮小率に関係しているのだとか。
ちなみにB4原稿用紙には販売元によってさらに紙の厚みで2種類に分かれます。


◎「下描き」ってなんぞ?
おおざっぱに言ってしまうとネームを元に原稿用紙に鉛筆ないしシャーペンで絵を描いていく工程なのですが、ここで、これから漫画を描く全ての人に申しあげます・・・

原稿用紙の取り扱いには最大限気を遣い、汚れを最小限に抑えること!

鉄則というか、暗黙の了解といいますか、仕上がりが美しい原稿はそれだけで完成度があがります。ご自分の原稿の完成度を少しでも高めたい方は気を遣うべきだと思います。
折り曲げるとか、ラーメンの汁を飛ばす(※過去、先輩にいたんですよ…戦慄しました)とかは論外ですが、
何度も描きなおした鉛筆(シャーペン)の黒ずみも汚れです。

そんな汚れ対策の一つとして挙げられるのがトレースです。
原稿用紙に直接描かず、同じサイズのコピー紙に下描きを描く。
ペン入れの際は下描きを描いた紙を原稿用紙の下に敷いてトレース台の上で作業をするという方法です。消しゴムかけの手間が省けるという特典付きflair

他には印刷に出ない水色鉛筆(水色の芯)で原稿用紙に下描きする。同人活動している作家さんの中には熱で消える特性を利用してフリクションインクのボールペンを使う方もいるそうです。

もちろん、直にシャーペンで原稿用紙に描くのもアリです。が、どうしても汚れてしまう、というのなら上記の方法をおススメします!(^^)!

◎とっても大変『背景』
マンガ制作の難関その2と言ってよいでしょう、背景、世界観や状況説明、場面転換ととても重要な情報になります。
この背景。上達にはもう数をこなすのと描き込む執念という最早根性論なのですが、描いてみて「なんか変!(+o+)」となる方は人間と物の大きさが不自然じゃないか注目してみては如何でしょうか?平均身長のキャラに対してやたらテーブルが大きいとか、たったそれだけのことなのですが説得力がなくなってしまう不思議。



◎オマケ 
下描きあるある1「1ページ目と最終ページで主人公の顔が違う」
キャラの作りこみが甘い、よりも単純に描いてるうちに画力が上がってる場合が多々あるので、言うほど気にしなくても良いかなと思います。・・・・・・・・・・いや、下描き期間が長い場合は制作スピードをあげる等の課題になってきますが・・・(+_+)

下描きあるある2「下描きで描いたのより、ネームで描いた方のキャラの表情の方が良い感じ」
たびたび起こるこの現象そろそろ名前つけてもいいと思います。
少々荒削りでも描き手に勢いがある方がキャラクターを活き活き描けるのかもしれません。

制作はパッションですね!!

下描きが終われば次は「ペン入れ」です(*^。^*)


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