チャイルド・ケモ・ハウス ~がんになっても笑顔で育つ~
- チャイルドケアカレッジ
2013年10月28日(月)
こんにちは、ヒューマンアカデミーです
今回は、内覧会に招待して頂いた“チャイルド・ケモ・ハウス”をご紹介します!
チャイルド・ケモ・ハウスは、小児がん治療中の子どもたちとその家族の
QOL(Quality Of Life-生活の質)に配慮した日本で初めての専門治療施設です。
“ケモ”とは、小児がんの化学療法のこと。
小児がんは、年間2000-2500人の子どもたちが発症し、
子どもの病死原因では1位の病気です。
でも、現在では医学の発展のおかげで、発症した子供たちのうち
7~8割は治癒が可能となっています。
そんな今、必要となってきているのは、
「治すこと」だけでなく、「治った後も健全に育つサポートをする」こと。
そこで、チャイルド・ケモ・ハウスのような存在が今、注目されています
チャイルド・ケモ・ハウスが目指すのは、「がんになっても笑顔で元気に育つ」環境。
チャイルド・ケモ・ハウスは、ふじようちえんの設計で有名な手塚建築研究所や、
積水ハウス、無印良品などの力を借りることで、
病院ではなく、「家」のような環境を目指しています。
子供たちの寝室の向こうには、
いつも通り生活する家族が見えるように設計されています。
ガラス戸にすることで、部屋にいながらもお父さんやお母さんの顔が見れたり、
食欲がない時も、お母さんの作る姿を見て、少しでも食べられるように配慮されています!
赤ちゃんのハイハイや立ち上がりをさせるために用意されています。
チャイルド・ケモ・ハウスは、単に暮らすだけの場所ではありません。
ここにいる間でも、子どもたちがきちんと勉強できるようにも工夫されています!
そして、大切なのは、子どもたちが「笑顔」になること!
そのための工夫も惜しみません。
なんと、このマスク、ヒューマンアカデミーのファッションカレッジの先生でもある
チャイルド・ケモ・ハウスのアートディレクター・於保(オホ)先生が作ったものなんです!
於保(オホ)先生の取り組みのように、こどもたちへの関わり方はたくさんあります!
自分なりの関わり方ができると、いいですよね!
ヒューマンアカデミーのチャイルドケアカレッジでは、
子どもとの関わり方を知る体験イベント定期的に開催しています
みなさん、ぜひぜひ気軽に参加してみてくださいね(〃´ω`〃)ノ
チャイルド・ケモ・ハウスをもっと知りたい方はこちら! → チャイルドケモハウス
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