石庭とデザイン
- デザインカレッジ
2019年01月22日(火)
こんにちは。デザインカレッジです☆
今日のテーマは
「石庭とデザイン」
先日、京都に行ってきたのですが、
やっぱりいいですね
現代と歴史が融合しているかと思えば、
ふと、時代が止まっているかのような空間が広がっていて、
素敵な場所です
さてさて。
今日はそんな京都で心癒された「石庭」について。
石庭は見たことはあったのですが、ずっと枯山水だと思っていました
簡単にいうと、石庭というのは、
水を使わずに、石や砂利、苔で自然を表現した「庭」です。
そして、そこに草木も使って海や山などの風景を表現しているのが枯山水なんだそう
石庭のあの白い砂は水の役割をしていて、石やコケが山や島を表しているんです
限られた空間に自然を表現する事で、
見る人によってその「庭」は、島が浮かぶ海であり、大きな流れの川であり、宇宙であり。
見えないものの中に世界を見る事ができるのが石庭だったんですね
デザインと石庭。
私はこの石庭のシンプルさにデザインとの共通点を感じます
限られた空間の中に必要なものを表現する。
あれもこれもと詰め込むのではなく、シンプルさの中に
見ている人に伝えたい情報を集約する。
デザインを考える上で、大きなヒントが隠されているように思います
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