ゲーム業界の『レジェンド特別講師』による☆ゲームワークショップ☆
- ゲームカレッジ
2024年02月13日(火)
こんにちは!総合学園ヒューマンアカデミー神戸三宮です!
先日、実施されたゲームのワークショップをご紹介させて頂きます!
【ゲーム開発の職種】
自分に合った職種は?!
いろんな人が集まってひとつのものを作る楽しさ・面白さを知ってほしい!
①プランナー
ゲームシステム/イベント/レベルデザイン/運営
②プログラマー
クライアント/サーバー(エンジニア寄り)
③CGデザイナー
キャラクター / 背景 / モーション / エフェクト / 2D(イラスト・UI)
④サウンドクリエイター
BGM/効果音
☆今回は、プランナーの企画練習を実施しました!☆
<ゲームシステム担当>
『ルール』を作る人
⇓
例)バトルのルールを考える
⇓
新しいスポーツを考えるみたいな感じ
◆企画作成練習◆
『カードゲーム』を作ってみよう!
◆ステップ①
『UNO』を遊んでみる
UNOのルールを削りながら遊んでみる!
・1回目:通常プレイ(1枚出し)
・2回目:特殊カード(Draw2、Skip、Reverse、ワイルドカード)を除いてプレイ
・3回目:色のみを考慮してプレイ
・4回目:数字のみを考慮してプレイ
毎回終わるごとに、遊び心地がどう変化したかを確かめてみました!
☆コメント☆
・戦略性がなくなった
・運ゲームになった
・作業ゲームになった
◆『ゲームになっている』とは?
『上手な人と下手な人の差が出る』ルールになっている、ということ
⇓
『プレイヤー選択肢がある』ということ
「選択肢」があることで「ゲーム性」が生まれること
「選択肢」が減ることで「ゲーム性」が薄くなっていく
◆デジタルゲームを作るときに留意すべきこと
①「アクション要素」を設けたほうがよい
『考える選択肢』だけで切り取るのは難しい
『アクション要素』は、ユーザー層を絞らずにゲーム性を広げやすい
②「ランダム性」を設ける
「ランダム性」がないと、囲碁・将棋のように限られたユーザー層だけが楽しめるゲームになってしまう
◆ステップ②
『UNO』にルールを加えてみる。
追加ルール1:『数字が大きい方が強い』
追加ルール2:『色にも優劣を付ける』
青 < 緑 < 黄 < 赤
◆デジタルゲームを構成する三大要素
「ゲームコンセプト」プレイヤーに届ける体験
「ゲームシステム」ゲームジャンル、ルール、仕組みは、操作は?
「世界観」ゲームの舞台、題材、いつ、どこ、誰?
⇓
「ゲームシステム」と「世界観」が決まったら「ゲームコンセプト」固める!
■発表資料を作る
「発表&考えてみよう」
①2つの軸:UNOの『色』と『数字』にあたるものは何か
②楽しい瞬間:『このカードをこういうときに出した瞬間が面白い』という具体例
③特殊カード例:色、数字以外のカードのアイディア
UNOのリバース、スキップなどにあたるもの
[参考例をもとに考えてみました]
色を料理カテゴリ(中華、和食、フレンチ、イタリアン)
数字をそれぞれの料理の高級~庶民料理に
チーム①の発表
候補として出てきた題材→歴史上の人物、乗り物
2つの軸を『食物連鎖』でテーマを設定
食物連鎖の大きさ、生物の違いで楽しみを付ける!
チーム②の発表
候補として出てきた題材→アトラクションの乗り物、ガンダム、ロボット
2つの軸を『宇宙』でテーマを設定
衛星・大きさで優劣を考えた
特殊コマンド:ブラックホールで、手札を吸収する など面白味を取り入れた!
ゲームコンセプトとは?
⇓
プレイヤーに届ける『体験』
⇓
どんな『気分』になってほしい
どんなことを『感じて』ほしい
ゲームとは、気軽な非日常体験!
ゲームで考えてみると?
気軽じゃない非日常体験 気軽な非日常体験
・草野球 → ・野球ゲーム
・肝試し → ・ホラーゲーム
・旅行 → ・オープンワールドゲーム
・虫取り → ・ポケモン
気軽じゃない非現実体験 気軽な非現実体験
・戦国統一 → ・戦国の歴史ゲーム
・戦争・喧嘩 → ・ストリートファイター、戦国無双
・戦闘パイロット → ・フライトシュミレーター
☆参加者コメント☆
・ゲームの企画の考え方や、考えるために大切な軸などが知れたことが一番勉強になりました!
・企画案を出し合うのが難しかったです
・みんなで新しいゲームを考えるのが楽しかったです!
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