デザインカレッジ東京研修2日目
- デザインカレッジ
2011年12月22日(木)
11月5日(土)研修2日目は個人で都内ギャラリーめぐり。
広島では触れることのできないものたちに接し、刺激的な1日でした。
それでは今から井上、岩館、渡部がレポートします!
まず最初にご紹介するのは、こちら!
『イデオポリス東京』
@ggg 銀座グラフィックギャラリー
(中央区銀座)
ここではスクール・オブ・ビジュアルアーツという
海外の学校で勉強している学生たちの卒業制作展が行われていました。
イデオポリス(アイデアのまち)で
“商業的に通用し、かつアイデアとしてもすばらしいものをつくる”
をテーマに20もの作品が展示されていました。
どの作品も本当に商業化出来そうな、完成度の高いもので
とても良い刺激になりました!
こちらは東京ミッドタウン内に展示されていた
「 hand 」をテーマにした作品です。
『 D&AD賞 2011展 』
アド・ミュージアム東京(港区東新橋)
まず入ってすぐに展示されていたのは…
アルファベットが大きく印刷された紙!
何百枚も積まれた紙が私を待ち構えていました。
誰でも自由に好きな文字を持ち帰っていいんだとか。
私は「Q」の紙を持ち帰りました♪
同じ文字を選んだ人が、どこかで繋がる、というコンセプトだそうで
私も誰かと繋がれたかな^^♪
次に見つけたのはこの作品!
小さな子供の手を握る大きな手
そばにあった説明文にこうありました。
「子どもにどう接していいか、わからなくなるときがある
そういうこと、ありますか?
子供の質問に一生懸命答える大人であってほしい」
ふと「虐待」という文字が頭に浮かびました。
壊すことも守ることもできる手。
写真のようにあたたかく包み込む手でありたいですね。
まだまだ紹介しきれない作品がたくさんありました!
東京には、ただ歩くだけでも楽しい発見があちこちに落ちています。
とても時間が足りなかったけれど、素敵な思い出たちに出会えたことは
間違いなく私の宝物になりました^^
続いて・・・
岡本太郎記念館に行ってきましたよ!!
『ヤノケンジ:太陽の子・太郎の子』
岡本太郎記念館
(港区南青山)
岡本太郎さんと言ったら、なんと言っても
大阪万博の太陽の塔ですよね!!
この不気味なインパクトは一度見たら忘れられないですよねぇ…
太郎さんの「芸術は爆発だ!」は有名な言葉ですが、
この記念館に足を踏み入れた途端
一瞬にして太郎さんワールドに引き込まれていきましたよ。
ワクワクドキドキ!そんな感情でした。
『NAGINODA ノダナギ』
クリエーションギャラリーG8
(中央区銀座)
10/8~11/18まで銀座G8で行なわれていた野田凪展。
この期間中に東京研修に行けたことはすごくラッキーな事でした。
凪さんワールドは、とにかくすごい才能に圧倒!!
キモ可愛いではくくれない、まさにアート作品。
「その頭の中を覗いてみたくなる」そう思わせる事こそ、本当に才能。
エネルギーを感じた作品展でした。
・感想・
たくさんの作品に触れてきて、色々な世界に行ってきた気分でした。
“自分ワールド”作ってやるぞ!!と思ったあきんぼ散歩でした。
私が行ってきたのは、こちら!
『メタボリズムの未来都市展』
森美術館
(六本木ヒルズ森タワー53F)
毎年、東京研修といったらデザイン生の誰かが必ず訪れる
森美術館に私、行ってきちゃいました。
今回の展示会のテーマである
「メタボリズム」とは生物学用語で「新陳代謝」を意味し、
移り変わる都市についてどのような意義があるのかを
問いかける。といった展覧会でした。
展示会では大阪万博など昔建てられた模型など紹介されており、
今の時代では見慣れない色や形の建築物を観て、
大規模なアミューズメントパークのように思いました。
次にこちら!
『発光する港 〜香港写真の現在2011〜展』
ガーディアン・ガーデン
(中央区銀座)
香港の若手写真家9名による
多種多様な文化、ネオンまぶしい繁華街や都市といった
香港の多面的な現在(いま)を写しだした写真が展示されていました。
会場では、モノクロ写真が多く
ネオンの明るさがとても引き立って神妙な気持ちで観てしまいました。
「生きるということは光と闇の境を彷徨うこと。」
と写真家の方がコメントをしていたのが印象的でした。
1日ギャラリーや美術館を巡っていきましたが、
個々それぞれに見た事や感じた事は違い、
帰って意見交換して二度・三度楽しめました。
こうした機会はなかなか無いので、しっかりと頭に刻み
次の制作に繋げる事ができるように頑張っていきたいと思います。
明日はいよいよ最終日!3日目に続きます。
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