知っておきたい!俳優の進路について
知っておきたい!俳優の進路について
一口に俳優と言っても、将来さまざまな進路を考えることができます。マルチに活躍する俳優もいますが、たいていはドラマや舞台などとフィールドが決まっている場合が多いです。なぜなら舞台やドラマひとつとっても魅せかたがまったく異なるため。将来俳優を目指す方へ、俳優の進路について紹介します。
俳優の働き方1「舞台俳優」
舞台俳優とは、劇団員とも言われ、主に舞台で活躍する俳優のことを指します。舞台俳優を輩出している有名な劇団と言えば、劇団ひまわりや文学座、無名塾など。舞台俳優の特徴は、舞台その日その日が勝負だということです。舞台俳優は客に対して生で演技をするプレッシャーがあります、ひとつの作品を長期にわたって行うため、精神力を維持することが重要な仕事です。生で演技を行う分、映像俳優では感じられない現場の生きた雰囲気を感じられるのが、舞台俳優にとってのやりがいです。
俳優の働き方2「ミュージカル俳優」
舞台俳優と似ている点も多いですが、ミュージカル俳優も俳優の進路として挙げることができます。有名なミュージカル劇団と言えば、劇団四季や宝塚など。舞台上での演技はさることながら、歌やダンスもしなくてはなりませんから、日々のからだづくりが大切になってきます。舞台で演技もしたいし、歌やダンスもやってみたいという方にはぴったりの職業です。
俳優の働き方3「ドラマ・映画俳優」
俳優と聞けば、だいたい初めにイメージとして湧くのがドラマや映画の俳優ではないでしょうか。ドラマ・映画俳優は主に映像作品をフィールドに活躍する俳優のことです。有名なドラマ俳優と言えば、阿部寛さんや篠原涼子さんや、綾瀬はるかさんなど普段目にすることが多い媒体だけあって、イメージは湧きやすいかと思います。舞台俳優とドラマ俳優を兼ねることもありますが、映像はまた舞台とは異なり、よりリアルが求められる世界です。映像の魅せ方をよく理解しておく必要があります。映像系の俳優のやりがいは、作品がヒットすればその後もずっと愛され続けるなど、影響力が続くということです。世間でも評判になれば、その分自信にもつながります。
俳優の働き方4「アクション俳優」
アクション俳優は、殺陣などアクションを兼ねた俳優のことです。アクション系映画や戦隊ものなどがあげられます。アクション俳優出身と言えば、仮面ライダー電王から実力をあげていった佐藤健さん、海外ではターミネーターなどで知られるアーノルド・シュワルツェネッガーさん、バイオハザードで知られるミラ・ジョヴォヴィッチさんなどが挙げられます。アクションは、スタントマンなどがカバーすることもありますが、自分で動けるアクション俳優はなんだか魅力的ですよね。アクション俳優になるには、基礎的な身体能力の高さも必要になってきます。