漫画における構図とは

漫画における構図とは

イラストやデッサンなど、何かを描く際はいきなり描き始めるのではなく、まずは構図を考え描きます。漫画でも同様で、構図を構成して展開に問題がないか、キャラクターの表情や風景の見え方は魅力的か、などを確認します。ここでは、漫画における構図について紹介していきます。


構図とは

漫画における構図は非常に重要な役割です。構図は漫画に限らずバランスや配置、シチュエーションやストーリーが分かるように、実際のフレーム内に描く下書きのようなものです。写真撮影する前も、手やカメラを使って、被写体を写す角度やバランスを考え、どんな写真にするかを考えます。漫画の構図も一緒です。いきなり本番描きをするのではなく、それぞれのコマにどんな人物や建物、風景を描くのか、どの角度からがいいか、距離感は近い方がいいのか遠い方がいいのか、キャラクターの表情は笑っているのかなど、構図を見ただけでストーリーやシチュエーションが伝わるように描きます。構図が出来上がったら、ほぼ構図通りに描いて仕上げていきますので、構図の出来が作品の出来を左右すると言っても間違いありません。


読み手に伝わる構図を作ることが大事

構図を見ても読み手にシチュエーションやストーリー、コマに描かれる登場人物の感情が伝わらなければ良い作品には仕上がりません。読み手が理解できないと構図の場合、仕上がった作品を見ても良い評価は得られないでしょう。 例えば、建物の外観を描く場合も、一目でその建物のどの辺りに登場人物が居るのかイメージできないと、読み手がストーリーを理解できなくなってしまいます。登場人物が迷っている様子や不安になっている感情を表す場合は、見下ろすアングルで構図を構成する、怒っている様子や勝利した場面を描く場合は見上げるアングルで構成しましょう。重要なシーンや主人公などの登場で決意を抱くシーンなどを表す場合は正面からのアングルの構図が向いています。アングルを変えるだけでも登場人物の感情の伝わり方が変わります。


構図を構成する時は読者の視線で考える

漫画に限らず、人が物を見る時は右上から左下に見ていくことが多いです。漫画も右上から始まり左下のコマまで進むと次のページに移ります。読者は無意識に視線を移して読んでいくので、描き手は読み手の視線の移動経路を考えながら、見て欲しい情報やアイテムを描かなければなりません。特に読み手は、キャラクターの表情、吹き出し、手などに目が留まりやすいですので、その点を考えて構図を作らなければなりません。見せたい情報をベストなタイミングで読み手に見せることで、作品のインパクトが高まります。イラストの構図の場合は1枚(コマ)だけで完結して考えればいいですが、漫画の場合は、コマが右から左へ流れていきますので、読者の視点の動きを考えたうえで読みやすい構図構成が必要です。常に視点が集まる場所を考えて、多くの構図にチャレンジしてみるとよいでしょう。



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